香川県立保健医療大学

比江島 欣愼Yoshimitsu Hiejima

ライフサイエンスに関連するすべての分野において,集団を対象にデータ収集を行う調査研究は,現状の把握,研究仮説の導出,エビデンスの導出などの重要な役割を果たしています。特に,看護の分野においては,EBNのようにエビデンスに基づいた看護サービスやケアの提供が求められており,看護研究への関心が高まっています。看護研究の結果を正しく解釈する,それらを現場での活動に正しく活用する,看護研究を正しく計画し実施するためには,統計学(データサイエンス)や疫学の知識は必要不可欠です。私が担当する科目において,興味を持ってこれらの知識を皆さんが修得できるよう頑張りますので,皆さんも頑張って勉強してください。よろしくお願いします。

所属 保健医療学部 看護学科
職位 教授
学位 博士(学術)
資格
専門分野 生物統計学・疫学・データサイエンス
担当授業科目 【学部】<看護学科>看護ゼミナールⅠ,情報リテラシー,看護情報学,看護統計,看護研究方法論Ⅲ,看護研究<臨床検査学科>公衆衛生学Ⅱ【大学院】保健統計学特論,量的研究方法論,看護学特別研究
E-Mail hiejima-y@kagawa-puhs.ac.jp
経歴 【学歴】
・九州大学理学部数学科卒業(1989.3)
・総合研究大学院大学数物科学研究科統計科学専攻修了(1997.3)
・博士(学術)取得(1997.3)

【職歴】
・萬有製薬株式会社臨床開発部(1989~1994)
・統計数理研究所COE非常勤研究員(1997~1998)
・山梨医科大学(現山梨大学医学部)助教授(1998~2005)
・東京医療保健大学准教授(2005~2009)教授(2009~2022)
・香川県立保健医療大学教授(2022~)
研究課題 1.臨床研究におけるevidence導出に関する統計学・疫学の利用について
①カウンターファクチュアルモデルに基づくデータ分析手法の開発
②診療情報の2次利用
③深層学習の利用
④医療従事者への統計ユーザー教育の方法と実践
2.対象の生活理解を基盤とする目標指向型実践力を育むICTを活用した看護教育プログラムの開発
3.医療機関における患者安全と医療サービスの評価
研究キーワード 生物統計・医療統計・データサイエンス
主な研究・教育実績 > 研究開発支援総合ディレクトリ(ReaD)

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