本学は、カナダのアルバータ州にある南アルバータ工科大学と交流協定を締結しており、この協定に基づく最初の留学生として、南アルバータ工科大学の学生4名と教員1名が本学を訪れ、臨床検査学科の授業や実習等を体験しました。
[ 交流の概要 ]
- 期間 平成27年6月29日(月)~平成27年7月10日(金)[10日間(土・日を除く)]
- 人数 学生4名(保健学部1年生)、引率教員1名
- 交流内容
(1)本学授業(講義・実習)への参加及び学内見学
(2)県内の病院見学(高松赤十字病院、香川大学医学部附属病院、県立中央病院)
(3)本学学生との交流
(4)課外活動(茶道)や歓迎パーティへの参加
[ 実習 ]
-臨床化学実習-
疾患名と泳動パターンから、どの検体がどの疾患かを各グループごとに考えて発表しました。
-微生物学実習-
学内実習で、PCR法を用いた細菌の毒素遺伝子の検出と食品(ヨーグルト、納豆)に含まれる細菌の観察を行いました。
[ 施設見学 ]
-県立中央病院臨床検査科見学-
カナダでは日本製の検査機器や家電が多く使用されていますが、自動搬送システムなどの高度にシステム化された検査室に強い関心をもちました。 また、病院屋上のヘリポートを見学し、へき地医療や救急医療に対応していることの説明を受けました。
-香川大学医学部附属病院臨床検査部と病理部の見学-
最新の検査機器や検査部の運営方法などの説明を受け、なぜ同じ地域でいろいろな検査の形態があるのかなどについて質問しました
[ 異文化交流 ]
異文化交流では、栗林公園に行って伝統的な日本庭園を体験しました。
公園内の掬月亭では、ボランティアガイドさんの手ほどきでお茶の作法を学びました。
[ 学生交流 ]
学生との交流会では、折り紙と書道を体験してもらいました。
初めての折り鶴はやや難しかったようですが、みなさん上手に作れました。
書道は認知度も高く、始める前からテンション高めでした。最後は色紙に書いてもらって、お土産として持って帰ってもらいました。
日本食を食べてもらおうということで、おにぎり、肉じゃが、味噌汁、白玉を作りました。
アツアツの炊き立て御飯をみんなで囲んで、ワイワイしながらおにぎりを握りました。おいしく、楽しく頂きました。
学内での実習を共にした臨床検査学科3年生との交流会では、花火を楽しみ、そのあと全員で記念撮影をしました。