香川県立保健医療大学

地域健康サポーター実習

実習の位置づけ・目的・実習の流れ

実習の位置づけ

地域健康サポーター実習は、2年次から4年次の間で授業や実習のない自由時間を用いて自ら計画し、地域の健康を支援する健康サポーターとして活動する必修科目です。単位は2単位、実習日数は10日間です。

実習の目的

地域住民の健康生活を支援するために、「地域健康サポーター」として学生が地域住民と共に活動を企画・運営・実施し、地域において様々な形態で実施されている地域活動に主体的に参画し、体験型学修を行うことによって、地域活動のあり方、参画者の姿勢や態度を学びます。
また、幅広い健康レベルにある人々や異なる立場の人々との出会いを通じて、社会的スキルの向上と視野の拡大につなげます。本実習活動を通じて、学年間の交流と学生間での支援・相談を経験し、学年を超えた学生相互の学びあいを体験します。

実習要綱（抜粋）

実習の流れ

以下は、各学年の実習の主な流れです。4月に報告会・交流会が開催されます。1年次生は報告会に参加し地域健康サポーター実習の実際を知ります。
単位認定にはつながりませんが、先輩と一緒に1年次生から活動を始める学生もいます。2年次生は3年次生の活動報告会に実習オリエンテーションの一環として参加します。記録・単位認定や地域に参画する際の注意事項を含むガイダンスを受けた後、自分で情報収集し実習計画を立てて、授業や臨地実習のない自分の時間を使って活動を開始します。
3年次生は2年次に実施した活動をまとめ、報告会・交流会の企画・運営します。
3年次生・4年次生は、臨地実習が本格的に始まるため、2年次生に引き継ぎ支援する形で参加します。年度末にポートフォリオを作成し、これを基にアドバイザー教員と面談します。実習の流れ

地域活動の実際

現在、20以上の地域・病院・施設・行政・NPO団体等が本実習を受け入れ、協力・支援を頂いてます。
具体的には、子育て支援（母と子の居場所づくり・子ども食堂、学童保育等）、障がい者支援（手話サークル・パラスポーツイベント等）、高齢者支援（居場所づくり、施設訪問等）、災害ボランティア、健康支援関連、赤十字奉仕団活動、日本在住外国人支援等さまざまです。
また、本学の教員が有するネットワークを活用して実習を受け入れていただいているもの、学生自らが探しネットワークを創ったもの等があります。

授業紹介

看護を学ぶ学生に：外国人留学生の健康相談（Youtubeで紹介）