香川県立保健医療大学

「学修・キャリア」ポートフォリオ

「学修・キャリア」ポートフォリオとは

『「学修・キャリア」ポートフォリオ』とは、1年次から卒業時を見据え、学生自身が主体的・継続的に「自分の学修活動をマネジメントする」ことをサポートするためのしくみです。
保健医療の専門職をめざす大学生は、学生時代から、次の2つの姿勢を身につけることが大切です。
それは、①専門職として生涯に渡って学び続ける姿勢(学修)と、②自分の価値観や個性に沿った職業生活を探究し続ける姿勢(キャリア)、です。
具体的には、「学士の学位取得」「国家試験の合格」「卒業後の進路決定」に到達するために、前期・後期の個人成績結果が出る時期に、「ディプロマ・ポリシー(DP:卒業時到達目標)」を意識して、学修成果を自己分析し、自分の課題や目標を設定します。これは、進路(就職や進学)を検討する資料にもなります。 さらに、学内外における様々な活動成果も蓄積して、自分の適性や興味関心を多角的に探索して将来像を描いていきます。

「学修・キャリア」ポートフォリオの使用方法

1.前期・後期の成績結果が確定後、学生が自分でポートフォリオ様式に記入する

①「個人成績一覧表」と「履修科目のクラス成績一覧表(各科目の平均点、最高点、最低点)」を照らし合わせて、「成績上位安定科目」「成績中間科目」「成績下位低迷科目」に該当する科目名を記入する。
次に、なぜ良い成果が出たのか、なぜ低迷したのかなどの分析結果を記載し、<自分の「課題」「目標」「具体策」>を記入する。

②ディプロマ・ポリシー(DP)の目標毎に、「現時点の自己評価」を記入する。今年度履修する「DP対応科目」を確認し、今年度の課題の明確化に活かす。

③活動記録様式には、「国家試験模擬試験」「進路検討・就職活動・進学受験」は必修として記入し、それ以外の項目は、自由に追加する。
(例:大学行事、クラス役割、サークル活動、ボランティア、趣味特技、資格取得、感銘を受けた書物など・・・)

④「自分の健康に関する資料」(健康診断の結果、ワクチン等の接種)もファイリングしておく。

2.記載したポートフォリオに基づいて担当教員と面接する

①ポートフォリオが記入できたら、担当教員と面接する。学生は、記入内容を教員に見せて、自分が考える課題や目標に対する具体的計画を説明する。

②教員は、学生に対して、前向きで具体的な助言を行い、コメント欄にサインする。

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